70%の経験、20%の薫陶、10%の研修?(長文ですよ!)

桜も終わってしまいましたね


さて、4月も中旬に差し掛かり、街では新入社員と思しきフレッシュマンたちが闊歩

している姿をよく見かけます。

 

100年に1度といわれる大不況の中、新しい環境で奮起しているであろう

新人君達は何を思い、社会に向かい合っているのでしょうか?

 

また、会社の先輩社員や管理職、経営者は、彼らに何を期待しているのか?

 


実体験から言うと

ついこの前まで学生だった人に、何もできるはずがない

 


経営者の立場から言えば

ついこの前まで学生だった人に、何も期待いてはいけない


彼らが、優秀な人材となるか否かは、彼らが自主的に考え、自発的に行動するまで

結論がでないからです

 

 

理想の上司や良いリーダーを芸能人にたとえるランキングを良く目にしますが

実際に理想の上司とは?

 

Yahoo!の記事で面白いデータを発見しました。

アメリカで、リーダーシップの育成で定評のある、ロミンガー社の「70-20-10」の法則

 

ここで、経営幹部としてリーダーシップをうまく発揮できるようになった人たちに

「どのような出来事が役立ったか」を聞くと、


 70%が経験

 20%が薫陶

 10%が研修

 

  という結果が出たそうです


新入社員を、良き社会人にして、良いリーダーへと育てるために必要なものは

「経験」と「薫陶」が、合わせて、ざっくり90%という感じでしょうか

「薫陶」は、辞書には「人徳・品位などで人を感化し、よい方に導くこと」とあります

「人徳・品位ある上司」が、仕事の「経験」を上手に導くために

「部下を感化させる」ことが、良いリーダーの育成方法ということでしょうか。

 


頭で理解することができない「感化」、リーダー教育とは、一言でいうと「感化」

「感化」とは、理論ではなく、言葉でもない。

頭で理解することではなく、身体で学習すること。毛穴から染み込むように、血肉になること

 

 

「社風」が、社員教育にとって重要になるのは、

「黙っていても学ぶもの、感じるものが、わたしたちの会社にあるかどうか」


新入社員たちの中から、リーダーの資質を見極めるポイントは

「そんなの意味があるのですか?」と言うか、言わないか

そんな顔をしているか、しないか... 

 

働いて数日の経験で、いま上司が言ったことの意味や価値が自分で語れない。

自分にその語彙(ごい)がないのなら黙って聞いておく。

それをハンを押したように「役に立つんですかぁぁぁっ?」

そんな新入社員には、「いっぺんおまえの父ちゃんを連れてこい」と言ってやりたい


「感化」された経験のないものは、「感化」させる大切さが分からない。

身に染みていない。

「黙って聞いて学ばせる」ことが、教育。

高校時代の難しい数学や物理の勉強が、何の役に立つかは分からなかった。

大学の時の、マルクスやらなんちゃらも、実際のところ、いまだに何の役も立っていない


しかし、それをやるしかなくて、嫌々でもやりながら、ここからどう脱出するかを模索する。

自分でそれが役立つかどうかを発見し、次を創造すること自体が大切なのであって

最初から、合理的な道があるということを教えるのは、教育ではないと思うのです。

 

リーダー教育に一番大切な「薫陶」

「黙って聞け」と言える気風を持つことが、リーダーの条件

「黙って聞いて学んだ経験」の有無が、リーダーになる条件

 

「薫陶」

そもそもは...

「陶器をつくるときに、香を焚いて薫りを染みこませていく」ところから生まれた言葉だそうです。

新芽が出て木々や花々の香り立つ春に、新入社員研修で、テクニックや常識を学ばせることに

躍起になるより、どんな会社の薫りを染みこませるのかを優先して考えた方がいいのでは


 

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